プランニングや企画書等のドキュメント作成をサポート!

planning-support.net

プランニング・サポート・ネット(Planning Support.net)

「プランニング・サポート・ネット」は、広告・宣伝・マーケティング、web、デザイン…等の各分野に精通したメンバーによって構成される、フレキシブルな集団(プランナーズ・ネットワーク)で、依頼内容やクライアントごとに、最適と思われるメンバーをアサインし、企画書・提案書等のドキュメント作成を含めたプランニング・サポートを行います。

"Knowledge is of two kinds. We know a subject ourselves, or we know where we can find information upon it."

(知識には二つのタイプがある。一つは物事を知っていること。もう一つは、それをどこで見つけるかを知っていることである。)

 

~Samuel Johnson(サミュエル・ジョンソン)

「プランニング・サポート」とは?

「プランニング・サポート」とは、読んで字の通り、クライアント(依頼主)のプランニングのサポートです。ここでいう「プランニング」とは、(「ライフ・プランニング」といった人生設計や金融商品系の話ではなく)主に、商品企画、営業、広報宣伝、広告やweb制作の現場における「プランニング」(企画・提案)の事を指します。

ご担当者が、本来のシゴトに専念し、効率よく、自分の仕事を行えるように、プランニング・ワーク(=一緒に考える)、及びドキュメント・ワーク(=まとめる)の面で、全面的にサポート(お手伝い)します。

■プランニング・ワーク

現役のプランナー、デイレクターが、ご担当者の企画・提案業務をサポート、アシストします。定期的に、もしくは必要に応じて打合せを行うことで、案件ごとではなく、企画・提案業務全体の内容や進捗を共有し、いつまでに何が必要か?どういった提案が求められているか?を一緒に考え、必要に応じて、「ドキュメント・ワーク」(=ドキュメント類の作成)を行います。

■ドキュメント・ワーク

日常の企画・提案業務の中で発生する様々なドキュメント類について、単なる「企画書作成代行」や「下書き原稿の清書」としてではなく、プランナー、ディレクターの立場から、最適なアウトプットを考え、実際にご提供します。「プランニング・ワーク」によって、考えをまとめるプロセスを一緒に行うので、従来のように、第三者に依頼するためにわざわざ完全原稿を用意したりする必要はありません。

ドキュメントの作成はあくまで手段の1つであり、目的は、(サポートによって)ご担当者の企画・提案業務における様々な「無駄を無くし、負担を軽減すること」です。

現状の問題点

常にクライアントやユーザに何かを提案し続ける仕事をしている上で、考えて、それをまとめて…という一連のプロセスを、他の案件や業務をこなしながら、担当者一人でそれらをすべてこなすのは、大変です。ホントは自分自身で全て完結できれば良いのかもしれませんが、現実的には、様々な理由がそれを難しくしています。

そういう場合、プランニングであれば、外部のプランナーをアサインしたり、ドキュメント作成であれば、社内の派遣社員やアルバイト、もしくは外部の企画書作成代行サービス等に頼む=つまり「自分以外の第三者に任せる」ことで、(自分で頭や手を動かす、という)担当者本人の直接的な負荷は減りますが、それと引き換えに、様々な(間接的な)問題も出てきます。

実際に、我々もこれまで、所謂「企画書の外注」として、「企画書作成」のシゴトも普通に請けて来ましたが、それらを通じて感じるのは、

必ずしも、

  • 原稿がちゃんと出来ているとは限らない
  • 担当者本人は出来ているつもりでも、それが内容的に良い(ベスト)とは限らない
  • 依頼内容が、FIXしているとは限らない
  • 頼みたい時に頼みたい人に頼めるとは限らない
  • オリエン→プレゼン→受注前提の案件ばかりではない
  • 個別コストが掛けれるとは限らない
  • 各案件が単発とは限らない(1回で終わらない、継続する)
  • 毎回新規で一から作る(必要がある)とは限らない

~といったことです。

これらは、まとめると「時間の問題」、「スキルの問題」、「コストの問題」と言えるかも知れません。

■時間の問題

企画や提案のタイミングは速攻性が重要です。大体いつもその機会は「急(突然)」にやってきます。準備のために十分な時間を掛ける余裕はありません。時間の無い中で、考え、それを形にする必要があります。そのスピードに対応できるか?が問題になります。

時間の無い中で、スタッフをアサインできるのか?いつも頼んでいる人に今回もお願いできるのか?忙しかったら断られるかもしれない。あまりに急なお願いで断られた。でも代わりの人を探す時間が無い…。

また、例えばドキュメント作成の場合、運良くスタッフをアサインできたとしても、原稿が用意出来るのか?~といった問題が起こります。

■スキルの問題

企画や提案の内容は必ずしも毎回同じとは限りません。特に、広告やweb制作の場合は、クライアントの業種や発注部署、取り扱い製品やプロモーションの種類によって、内容は千差万別とも言えます。

それらを担当者と同等もしくはそれ以上に理解した上でアシストできる(それだけの知識を持った)スタッフをアサインできるのか?もし、知識が足りないと、用語解説から始めないといけなくなるので、本末転倒になります。

また、提案の内容によっては、パワーポイントやExcel、Wordだけでなく、デザインの知識や関連するアプリケーションのスキルが求められることもあります。かといって、デザイナーをアサインするほどの余裕は無い。それらを担当者と同等もしくはそれ以上に理解した上でアシストできる(それだけのスキルを持った)スタッフをアサインできるのか? ~といった問題が起こります。

■コストの問題

特に広告やweb制作においては、プレゼンして受注してから実作業に入って納品する…というプロセスのため、プレゼンや自主提案はするけど、最終的に受注に至らなかったため、売り上げが発生しない、というケースもよくあります。

最終的に受注に至れば、それまでの提案や作業はその案件のコストに含めればよいのでしょうが、そうはいかないモノもたくさんあります。(むしろそっちの方が多いかもしれません)。出所(何処に含むか?)がハッキリしないコストはなるべく掛けたくない、とはいえ、常に企画、提案はし続けていかなくてはなりません。

結果的に、社内もしくは外部の人件費が少なからず掛かってしまう~といった問題が起こります。社内に常駐していれば、時間の問題は比較的クリアしやすいかもしれませんが、スキルの問題は残りますし、常駐コストは掛かります。外部であれば、常駐コストは掛かりませんが、時間の問題、スキルの問題は残りますし、スポットの外注コストは掛かります。

また、そもそも、ひとつひとつの仕事(案件)がそんなに明確に分かれていないことも、無関係ではありません。

去年の春に一度提案して、それっきりになっていたクライアントに、今回(以前の提案を若干変更して)再提案して仕事が決まる、ということもよくあります。また、A社用に作った提案を、ちょっとアレンジしてB社に持って行ったら、仕事に繋がった、ということもよくあります。そのように、それぞれのシゴトは縦に横に繋がっていて、かつ単体・単発で独立しているとは限りません。継続性(縦)、連携性(横)、があって、線引きが曖昧なのです。

一度考えた企画、提案や一度作ったドキュメントが無駄にならない、という点では、それはむしろ好都合で、本来は、それを逆に上手く利用すればよいのですが、実際は、その都度毎回違うスタッフが担当していたために、流用やアレンジが上手く出来ない。外部に頼むと、ページ幾らでカウントされてしまう~といった問題が起こります。

例えば、プレゼンも(必ずしも)一回で終わるとは限りません。再提案や、ちょっとした修正も含めて、何回も提出し直す事もあるでしょう。1ページだけ足すとか、サマリーをつけるとか、Plan-Aはイキで、Plan-Bだけ再提案するとか…

その際に、いちいち、ページ単位で外注するのは、コスト的にも手間的にも、面倒です。で、結局、担当が自分で加筆修正したりして、そこだけ違和感のある、継ぎ接ぎな、ドキュメントになったり…という本末転倒な事態に陥ったりします。

このように、現状では、プランニングに携わるご担当者を取り巻く、様々な無駄や負荷が、少なからず存在します。

サポートを始めた経緯

「プランニング・サポート」というのは、「造語」です。それも、我々がつけた名前ではなく、お客さんが「何となくそう呼んでいた名前」が既成事実化(?)したものです。元々、こういうシゴトが独立した需要としてあったわけでもありませんし、サービスとして提供していたわけではありません。

我々は、普段、主にwebディレクションやwebプランニングの仕事をしていますが、元々は、それらの仕事を通して、その中から自然発生的に生まれてきた需要(であり、それに対するサービス)なのです。

webディレクションを例にとると、プロジェクトを進める上で我々は、必要に迫られて様々なドキュメントを作ります。クライアントの目に触れる(=外に出る)ものだけでなく、インナー限定のかなり地味な(?)モノまで。(それが(webデイレクターとしての)本来の正しい姿かどうかは分かりませんが…)

例えば、プログラマが作ったクライアント説明用のドキュメントが難しすぎてそのまま使えなくて、クライアント用にそれを優しくアレンジした翻訳版(?)のドキュメントを作るとか、バラバラにアサインされた混成チーム内で、それぞれ別会社のデザイナーとプログラマの共有のための資料とか…。ホントは、そんなものは必要ないし、必要だったとしても、自分のシゴトじゃない、だから作るべきじじゃないのかもしれません。でも、必要だと思えば、(ドキュメント作成は目的ではなく、「プロジェクトを円滑に進める」という目的のための手段と考えて)作ります。

そんな風に、元々予定していなかったり、誰が作るべきかが良く分からなかったり…でも、あったらあった方がいい…みたいな感じで発生したりするドキュメント類は結構多いのですが、そんな風にWeb制作やその他の企画書作成のシゴトを通じて様々なドキュメント作成を行っていく中で、(その元々の)案件が終わっても、引き続き「部分的に手伝ってくれないか?」「ドキュメント作成の部分だけアシストして欲しい」「ドキュメント以前に、次回何を提案したらいいか、相談に乗ってよ!」…といった依頼が増えてきました。そこで求められているのは、従来の「私=原稿書く人、あなた=まとめる人」という分かりやすい関係でないことは確かです。

特にメニューとして掲げているわけでもないのに、そういう依頼が増えてきたというのは、やはりそういうコトに困っているクライアントが多いんだなぁ…と実感し、サービスとしてご提供するようになった次第です。

最初は、何て呼んでいいか分からず、請求の際に、毎回クライアントに「請求書の件名、何にしときます?」と聞いていましたが、何となく「企画サポート費」とか「プランニング・サポート費」みたいなのが多かったので、いつの間にかそういう呼び方になってきました。

純粋な「企画費」、「プランニング費」というのともちょっと違う…、かといって、単なる「ドキュメント作成費」というのともちょっと違う…、そんな微妙な(?)立ち位置からそう呼ばれる(呼ぶ)様になりました

「プランニング・サポート」の特徴

「プランニング・サポート」は、ご担当者とパートナーシップを結び、仕事の内容を共有することで、前述の時間・コスト・スキル等の問題を解消し、一連のプランニングワーク、ドキュメントワークをご提供します。

■時間面

「プランニング・サポート・ネット」のメンバーは、基本的にフリーランスのプランナー、ディレクターです。比較的、時間を自由にコントロールできるため、急なオーダーにも(物理的に可能な範囲で)お応えします。 パートナー契約では、基本的に、ご担当者専属となるので、「頼みたい時に頼めない」ということはありません。

■コスト面

パートナー契約では、スポット(個別、単発)契約の形式は採らないので、社内的にアルバイトや派遣社員を常駐させる際の時給計算のコストや、外部に依頼する際の「ページ単価幾ら」や「一案件幾らから」といった個別の案件ごとのコストについて頭を悩ませる必要はありません。

■スキル面

「プランニング・サポート・ネット」のメンバーは、普段、プランナー、デイレクターとして活動しており、広告代理店、制作会社等のキャリアを通じた、広告、宣伝、マーケティング、web、デザイン…等のバックグラウンド(基礎知識)や、デジタルスキルを持つ、プランニング、ドキュメント作成の専門家です。「パワポ(パワーポイント)使える=企画書書ける」という乱暴な(?)認識とは前提が異なります。

一言で言うと、自分専属のプランニング・パートナーを「外部に常駐(させる)」ということです。

「プランニング・サポート」のメリット

「パートナーシップ」を結んで、一連のプランニングワーク、ドキュメントワークを共有することで、様々なメリットを生み出します。

例えば、

  • 緊急の要件に対応できる (速攻性)
  • 過去のコンテンツを流用、有効活用できる (継続性)
  • トーン&マナーの維持、クオリティ・コントロールができる (統一性)
  • (作業に時間を取られないことで)全体を俯瞰して見ることが出来る (俯瞰性)
  • (自分一人でやらないことで)内容を客観的に見ることが出来る (客観性)
  • プロによるハイクオリティなアウトプット (専門性)
  • 想定外のアイデアや内容のブラッシュアップが期待できる (付加価値)
  • 時間が空く (時間削減)
  • 派遣やバイトの常駐コスト、外部への個別コストが掛からない (コスト削減)

…などのメリットが期待できます。

想定されるニーズ

業種でいうと、例えば、広告代理店、制作会社web制作会社、職種でいうと、広告・宣伝・広報・マーケティング、企画、営業…など、ユーザやクライアントに対して、絶えず何かしらの提案や情報発信をし続ける必要がある、全ての立場の方へお薦めです。

企画書や提案書は全部自分で書く、自分で書ける。今までも自分で書いてきたし、特に不自由していない、そういう方は今まで通りご自分で書かれた方が良いと思います。

また、原稿は自分で書ける、その為の時間もあるけど、パワポの使い方が良く分からん。自分でも出来るし、パワポも使えるけど、、仕上がり(デザイン的)に、自信が無い…そういう人は、(企画書作成代行サービス等の)従来のサービスの利用でよいでしょう。

でも、それ以外の、例えば、

  • いつも基本的に自分で書いているが、仕上がりが不満、もうちょっと見栄えの良いドキュメントにしたい
  • いつも基本的に自分で書いているが、時間が足りない。出来れば、考える方に専念したい。
  • とはいえ、改めてプランナーを一人立てる(アサインする)ほどではない(内容的、予算的に)
  • 専任の派遣やバイトを常駐させるほどではない(内容的、予算的に)
  • 誰の担当か分からない(デザイナーでもない、プログラマでもない、営業でもない、コピーライターでもない、誰が書くべきか、誰に頼んだら良いか分からない)けど必要なドキュメントがある
  • 受注できるかどうか分からない、プレゼン用、もしくは自主提案用のドキュメントがあるが、プレゼンの度に毎回個別の外注コストが掛かるのはキツい…
  • 頼みたい時に頼めない。いつも頼んでる人が居るが、いざ頼もうとすると忙しくて頼めない(断られる)ことが多い。ホントはAさんに頼みたいのに、Aさんはいつも埋まっていて断られる。
  • いつも頼んでる人は居るが、毎回の値段決めがメンドくさい…
  • かといって、新しい人を探すのはメンドくさい。頼みたい時=概してお金も時間も無い時なのに、そういうときに電話して概要説明して、スケジュール確認して、値段決めして(見積出してもらって)…という一連のプロセスをやっている余裕は無い。
  • 毎回その都度(スポットで)外注だと、なかなか思うようなものが上がってこない(コミュニケーションが難しい)。
  • その前に、そもそも外部依頼用の原稿等をまとめるヒマがない…

これらの問題は、「プランニング・サポート」で解決できます。

想定される具体的なドキュメント類

一般的によく、「企画書」「企画書」と言いますが、正確に言うと、内容的には純粋に企画書ではないものも、我々が普段、仕事で関わるドキュメントのほとんどが、全部まとめて「企画書」と呼ばれている(=ドキュメント類の総称としての便利な代名詞として使われている)気がします。テキストだけのもの、WORDで作ったテキストだけの書類、Excelで作った表組みだけの書類…等はともかく、PowerPoint…等で作った、図版が含まれる書類は、特にその傾向が強いように思われます。

ただ実際には、特に、広告・(web)デザイン業界においては、純粋な企画書、提案書だけでなく、他にも様々なドキュメントが登場します。「企画書、書いて!」と言われて呼ばれて行くと、(…企画書じゃないじゃん!…)ということは、日常茶飯事です。

具体的には、

  • 年間販促計画
  • 新規事業計画
  • 商品企画
  • 競合比較レポート
  • 提案書、セールスシート
  • Webサイト(モバイルサイト)・リニューアル提案
  • ユーザビリティ・チェック
  • DB仕様書、登録フロー
  • プレゼンテーション資料
  • マニュアル
  • プロモーション提案書

…などが考えられます。

例えば、「Webサイトのリニューアル提案」。一言でリニューアル提案と言っても、そこには、サイト設計・仕様書、サイトマップ、スケジュール、スキマティック(ワイヤーフレーム)、コンテンツ提案、現行サイトのチェック、サイトを中心としたプロモーション・プラン…等、様々な要素が含まれます。

例えば、競合各社のプロモーション比較レポート。メディア各社に頼めば、資料を出してもらえるかもしれませんが、得てして、自分たちの関連する部分についてだけ、交通は交通だけとか、リスティングだけ、アフィリエイトだけ…というケースが多く、それを別途まとめる必要があります。

しかも、資料といっても、単に数字(表やグラフ)をポンと渡すだけ、ということも多く、そのままではクライアントには渡せない、ということも少なくありません。数字そのままでは意味はなく、全体を俯瞰した上で、そこから何が分かるか?等のコメントやレポートをまとめる必要がありますし、そのためには、オンライン、オフラインを通した、プロモーション手法の知識が必要になります。

たとえば、「マニュアル」。有料製品に同梱する印刷物のマニュアルだけでなく、納品したサイトに関する、簡単なオンライン・マニュアルや、PPTをPDFに書き出した簡易版のマニュアル、等、または(特にCMS等でサイト制作した場合の)納品後の(主に管理者画面の操作等を中心とした)操作マニュアル…などが考えられます。

たとえば、「CMSで構築するサイトの仕様書」。従来のスタティックなサイトの制作では、納品前に全ページの完成形が見えるのに対して、CMSの場合は、基本的には、デザイナーがデザインしたテンプレートを最初に渡して、あとはクライアント側がどんどんページを作って増やしていく形になるので、打合せ時には完成形が見えません。そこで、クライアントと完成後のイメージを共有するためのラフ、所謂「スキマティック(ワイヤーフレーム)」と呼んでいるものを作る場合があります。これも1、2ページならもともかく、カテゴリーごとや、検索前画面、検索結果画面、お問い合せフォーム、等々数が増えてくると、タイヘンです。 さらに、これがショッピングカートの場合は、購入決済プロセス等が絡んでくるので、ほぼ全ページの確認用のスキマティック(ワイヤーフレーム)が必要になったりします。

たとえば、「現行サイトのチェック」。具体的なwebサイトのリニューアル案件等が前提であれば、その提案の一部として含まれますが、必ずしもそういう場合だけでなく、具体的な案件のオリンエンが無い時点や、売り込み用に自主(提案)的に、持って行く資料として作成するケースもあります。ユーザビリティチェック視点はもちろん、SEO/リスティング的視点、プロモーション的視点、競合比較的視点…等、様々な視点からの多角的な分析が必要になります。デザインのことが分かっていて、プログラム的な知識もあって、ネット(オンライン)プロモーション全般、引いてはオフラインも含めた、広告・宣伝・マーケティングの知識も必要になります。

どれも、それなりの知識やスキルが要求される上に、誰が作るべきか?がハッキリしないことが多い(とはいえ重要な)ドキュメント類です。

「プランニング・サポート」は、これらのドキュメント作成に対応します。

パートナー契約

「プランニング・サポート」は、基本的に、「パートナー契約」=月額固定の形を取ります。無駄の排除、効率化の観点から行くと、案件ごとに毎回、見積、依頼、発注…といった一連のプロセスを行う必要のある「スポット契約」や、ページ単価幾ら…といった料金設定は内容とそぐわないと考えるからです。

「パートナー契約」には、定例会等のミーティング(打合せ)と、ドキュメント作成が含まれます。具体的な料金については、お打ち合わせの上で、具体的な依頼内容やご提供する範囲に基づいてお見積をいたします。

表1:(パートナー契約の)メリット・デメリット

発注側
メリット ○ 毎回、発注先探し→依頼→コスト提示→発注→内容確認…といったプロセスが不要
○ (基本的に)「頼みたい時に頼めない」ということがない
○ 毎回(もしくは一連)のドキュメントの、トーン&マナーや内容の整合性を維持できる。
○ 個別コストが掛からない
デメリット △ ヒマな(依頼事項の少ない)月でも、(他の月と同様)一定の費用が掛かる
受注側
メリット ○ 毎回、見積提示→受注…といったプロセスが不要
○ 他の案件との兼ね合いを考慮したスケジュール等の融通を利かすことが出来る
○ 定額にすることで、忙しい月とヒマな月を均して考えることが出来る。
○ 案件ごとではなく、長期的なスケジュールを共有することで、より様々なサポートを行うことが可能。
○ プレゼンが決まってからの依頼→受注、召集ではなく、オリエン前から予定を共有することで、事前に質問事項や内容の確認をしたり、場合によっては、オリエンやプレゼンに同行することが出来る。
デメリット △ 忙しい(依頼事項の多い)月でも、(他の月と同様)一定の費用内で行う

表2:スポット契約とパートナー契約の比較

対象 スポット契約 パートナー契約
発注(受注)までのプロセス 毎回の、アサイン→交渉→依頼(発注側)、見積提示→受注(受注側)…といった一連のプロセスが必要 毎回の、アサイン→交渉→依頼(発注側)、見積提示→受注(受注側)…といった一連のプロセスが不要
頼みたい時に… (条件によっては)お断りする場合もある (基本的に)お断りするということは無い
継続性 (比較的)低い (比較的)高い
他の仕事との連携性 (比較的)低い (比較的)高い
対応範囲 (金額等の)条件範囲内での対応 (可能な範囲内で、基本的に)全てに対応
追加依頼 (基本的に)案件ごとに個別に費用発生 ◆(可能な範囲内で、基本的に)月額内で対応
◆ボリュームのあるもの、独立案件、等は別途相談
発注のタイミング (基本的に)案件が発生してからの依頼→受注、召集 定例会等を行うことで、案件ごとではなく(案件に関係なく)、常に長期的なスケジュールを共有。
打合せ ◆必要に応じて実施
◆基本的には、必要最小限
◆その案件に関わる事に関してのみ
◆定例会+必要に応じて実施
◆必ずしも具体的な案件が無くても、情報共有や進捗報告の為の打合せを行う
◆必ずしも直近の案件だけでなく、それ以降の別案件や、場合によっては別の担当の案件、急ぎではないが時間があったら準備しておきたい資料…等の打合せも出来る
費用発生 依頼時のみ 基本的に月額固定
※忙しい(依頼事項の多い)月でも、ヒマな(依頼事項の少ない)月でも、 毎月一定の費用が発生
発注単位 案件ごと (案件ごとに限らず)その都度
ご請求・お支払のタイミング 案件ごと 月単位 ※追加、オプションの場合は別途

企画、提案及びそれに伴うドキュメント作成は、重たいモノから軽いモノ(?)まで様々です。

オリエンからプレゼンまで準備期間が2週間あり、3社コンペの「サイトのフルリニューアル」…といったヘビーなものは、当然それなりの内容、体裁が要求されると思いますが、その分の時間(と場合によってコスト)が用意されているので、選択肢は色々とあると思います。

ただ、一方で、例えば、「今日クライアントから電話があって、明後日打合せ」、「次の打合せの時に、取り敢えずもって行きたい」、「時間無いし、基本的な考え方をまとめた2~3ページの簡単なものでいい」、「原稿用意してる時間も無いので、今日の夕方打合せして、明日中に一度確認、修正して明後日提出したい」…みたいなシチュエーションが多いのも事実です。

こういった状況に対応するのは、単発(スポット契約)でのお付き合いではなかなか難しいと思われますが、「プランニング・サポート」の契約形態(パートナー契約)はこれを可能にします。

サービスフロー

プランニング・サポート」は、下記のプロセスに従ってご提供いたします。(※図1参照)

1 お問い合せ・お申し込み まずはメール(info@planning-support.net)にてお問い合せ頂きます。
2 お打合せ・ヒアリング 個別案件ではなく、全体の内容や(月間、年間の)ボリューム…等のご依頼の概要、及びこちらからご提供できるサービス…等を確認します。
3 お見積提出 確認した内容を元に、お見積をご提出します。お見積は、基本的に、個別スポット単位ではなく、「パートナー契約」としての月額金額となります。
4 ご契約~サポート業務開始 ご契約完了後サポート業務をスタートします。

図1:基本フロー

プランニング・サポートの基本フロー

上の図だけだとあまり違いが分からない(?)かもしれないので、複数案件、複数月で見てみます。(※図2参照)

「プランニング・サポート」は、「パートナー契約」なので、個別案件ごとに、納品後月末で締めて請求…という「納品」ベースの流れではなく、各月のサポート・フィーを(基本的に固定で)頂く…という「月額」ベースの流れとなります。毎回のそれぞれの見積や契約書、請求書は必要ありません。

図2:複数案件の場合のフロー

プランニング・サポートの複数案件の場合のフロー

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